4Kの美しさと手頃な価格を両立できるJAPANNEXT JN-IPS2709UHDRモニターを徹底レビュー

〇初めに

　皆さんは4Kディスプレイでコスパのいいものを探していませんか？そんな人にはこのモニターが超おすすめです！今回はJAPANNEXT 27インチ 4KモニターのJN-IPS2709UHDRをレビューしていきます！

〇製品のスペック

JN-IPS2709UHDRの基本スペックを紹介していきます。

〇メリット

・4K UHD解像度による高精細な表示

　やはり4Kと2Kには雲泥の差があり、ぱっと見てどっちが4Kかクイズをされてもすぐに見分けることができるほどです。

・IPSパネルの広視野角と鮮やかな色彩

　IPSパネル自体、普通の2Kモニターでも発色がいいのできれいに見えるのですが、4KモニターにIPSパネルを搭載したモデルは2Kモニターと比べて格段に画面の綺麗さが変わります。

・HDR対応での映像のダイナミックレンジ向上

　このモニターはHDR 10に対応してるので、色の深みが非対応モニターとは全然違います。また、windowsの設定にある自動HDRを使うとより明るく詳細な画面になるのでおすすめです。

・比較的安価な価格

　このモニターは先ほどのスペック表に書いてあった通り、4K,IPS,HDR 10,FreeSyncなど高価なモニターに搭載されている機能が盛りだくさんで、とても2万円台のものとは感じられないような商品となっています。ただ、リフレッシュレートは60Hzなので、ゲームをしたい人には向いていませんが、デュアルモニターなどを探している人などにおすすめできるモニターとなっています。

〇デメリット

・リフレッシュレートが60Hz（ゲームには不向き）

　先程も紹介した通り、このモニターはリフレッシュレートが60HzでありFPSをしたい人には向いていません。RPGなどのあまりリフレッシュレートを必要としないゲームがしたい人には若干おすすめできます。なぜ若干なのかというとこのモニター、あまりにも早いスピードで視点を動かすと画面がちらつきます。それも結構肉眼で見えるほどにはちらつきます。なので、このモニターは動画鑑賞、ウェブサイト鑑賞、など比較的軽い動作をさせることに向いています。

・内蔵スピーカーの音質が悪い

　実際、このモニターの内蔵スピーカーの音質は悪いです。ゲーム、動画鑑賞、音楽、どれも検証してみましたが、すべてにおいて音がこもって聞こえます。なのでこのモニターの内蔵スピーカーにはあまり過度な期待をせず、必要であれば別途スピーカーを買い足すことをおすすめします。

・モニタースタンドの作りが悪い

　このモニター、モニター自体の質はコスパ的な視点で見ていいのですが、モニタースタンドは正直質が良くないです。スタンドはプラスチックでできており、土台の中の部分、モニターと接する部分のみ鉄が使用されています。プラスチックはマットに塗装されていて高級感を出そうとはしていますが、あまり高級感はありません。

　ちなみにスタンドには昇降機能がついていないので他のモニターと高さを合わせたい場合、モニターアームを使用した方がいいです。

〇まとめ・どんな人が買うべき？

　ここまでこのモニターのメリット・デメリットを紹介してきましたが、結局このモニターは買っていいのか、それとも買わない方がいいのか、どんな人が買うべきなのかをまとめとして書いていきます。

　総評、このモニターは非常にコスパがよく、使っていて時に大きな問題が出ることはありませんでした。先ほども紹介した通り、マルチモニターをしたい人、ゲームをしない人、4Kモニターがどんなものなのかを試したい人におすすめです。逆に、シングルモニター・最初のモニターとしてこのモニターを買おうとしている人、ゲームをしたい人、などの人にはおすすめできるものではないと思います。

　また、このモニターを買おうと検討している人は内臓スピーカーに期待しない、モニタースタンドはあまり機能しないからほかのモニタースタンド・アームを買うことをおすすめします。

　まぁ、ぶっちゃけここまでデメリットよりの記事になってしまっていると自分で書いていて思いましたが、悪い商品ではなくちょっと癖があるだけで、性能面で見ても5万円台4Kモニターに引けを取らない、または匹敵する性能のものにはなっていると思います。

　この記事はここまでとなります！こんなに下まで長文の分を読んでくれて、ありがとうございました！JAPANNEXTさんの安価モニターはモニタースタンドだけ頑張ってくれれば文句の言いようがないほどのコスパ最強モニターになれると筆者は思っております。