ゲーミングPCを買う・自作するときに気をつけること

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 ゲーミングPCを買う・自作するのは大きな投資。だからこそ、失敗はしたくないですよね。

 この記事では、ゲーミングPCを購入・自作する際に気をつけるべきポイントを、初心者でもわかりやすく解説します!

この記事では、

  • ゲーミングPCの購入時に見るべきスペック
  • 予算別のおすすめ構成例

について詳しく説明・紹介をします。

ゲーミングPCの購入時に見るべきスペック

 まずはゲーミングpcを購入するときに見ておきたいスペックを紹介したいと思います。

1. CPU (プロセッサー)

・重要性:

ゲームだけでなく、ストリーミングや動画編集などマルチタスクにも影響。GPUに見合った性能が必要。

・主なメーカー:

Intel(coreシリーズ)とAMD(Ryzenシリーズ)。

※現在、intel core i7 13th,14th, i9 13th,14th,ではゲームがクラッシュする不具合が起きているので、買うなら、core i7 12th、i9 12th、以下またはryzenシリーズがおすすめ

・選び方の目安:

○ ゲーム中心:

Intel Core i5 / AMD Ryzen 5以上。

○ ストリーミングや高負荷作業を 併用:

Core i7 / Ryzen 7以上。 最新世代(例: Intel 14世代、 Ryzen 7000,9000,シリーズ) を選ぶと性能・省電力で有利

2. GPU (グラフィックスカー ド)

・重要性:

ゲームの描画性能を大きく左右する最重要パーツ。高解像度や高フレームレートでのプレイを目指す場合、良いGPUが必須。

・主なメーカー:

NVIDIA (GeForce) とAMD (Radeon)。

・選び方の目安:

1080p/60fpsを目指す: NVIDIA RTX 3060 / AMD RX 6600以上。

1440pや高リフレッシュレート を目指す: RTX 4060 / RX 7800 XT以上。

○ 4Kゲーミング: RTX 4070 super / RX 7900 XTX以上。

3. メモリ (RAM)

・重要性:

ゲームの動作やアプリの切り替えに影響。

・容量の目安:

○ 最低: 16GB (現在のゲームの標準)。

○ 快適: 32GB (高負荷ゲームや同時作業が多い場合)。

・その他ポイント:

○メモリ速度 (例:3200MHz以上)が高いほうが効果的

○メモリ規格はDDR4よりもDDR5がおすすめ

4. ストレージ

・重要性:

ゲームのロード時間やシステム全体の快適さに影響。

・種類と容量:

SSDはM.2 SSDとSATA SSDがあり、後者のSSDでは速度が出ず、快適にゲームができないので注意、容量はまずは1TBを買っておくとよい。

○ SSD(高速):

最低: 512GB (OSと主要ゲーム用)。 快適に遊ぶなら1TB以上 (ゲームライブラリを多く保存できる)

○ HDD (低速) : データ保存用として併用。

5. 電源ユニット (PSU)

・重要性:

安定動作に直結するため過小な電力供給は避ける。

・選び方の目安:

○ ワット数:

構成に応じて500W~850W以上を選択。

○ 80PLUS認証: Bronze以上が推奨 (Gold以上だと効率が良い)

6. 冷却性能(ケースとCPUクー ラー)

・重要性: 熱による性能低下を防ぐ。

・ポイント:

○ エアフローの良いケース。

○ 必要に応じてカスタムCPUクー ラーを追加。

7. モニターとの相性

・重要性:

PCスペックが高くても、モニターが追いついていないと性能を活かせない。

・チェック項目:

○ 解像度:

1080p、1440p、4K、などを選ぶとよい。

○ リフレッシュレート:

144Hz以上を選ぶと滑らかな動作が体感できる。

• G-Sync (NVIDIA)や FreeSync (AMD) の対応も確認。

8. 予算と将来性

・重要性:

現在のニーズと将来のアップグレードを考慮。

・アドバイス:

○ GPUやCPUは少し余裕のあるモデルを選ぶ。 必要に応じてメモリやストレージは後から増設可能

9. ブランドやサポート

・重要性:

サポートや信頼性も考慮。

・おすすめ:

○ BTOメーカー

初心者向けに手軽な選択肢が揃っている。

これらを基準にスペックを比較すると、ゲーム体験を快適にするPCを見つけられるでしょう!!

予算別のおすすめ構成例

ここからは予算別のおすすめ構成例を紹介します!自分の予算に合わせて構成例にあるパーツを自分好みに変えてみて世界で一台のpcを作りましょう!

※価格は2024年12月17日のものです。あくまでだいたいこれくらいの価格として見てください。

〇予算10万円以下

・CPU

Ryzen 5 5500GT

・GPU

MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 8G OC

・メモリ

W4U3200CS-8G [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組]

・SSD
LEGEND 710 ALEG-710-1TCS

・マザボ

A520M-HDV

・OS

Microsoft Windows 11 Home 日本語版
・PCケース


ZALMAN ZALMAN T8

・電源

Smart Pro 600W STANDARD PS-SPD-0600NNFAWJ-1

合計92081円

この価格帯は正直おすすめできません。PCをあまり触らない人や軽いゲームなどをするだけなら十分な価格帯です。

〇予算15~20万円(おすすめ)

・CPU

Core i5-14600KF

・CPUクーラー

AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1

・GPU

ASRock Radeon RX 7700 XT Challenger 12GB OC

・メモリ

CFD W5U5600CS 16G DDR5 PC5 44800 16GB 2枚

・SSD

LEGEND 710 ALEG-710-1TCS

・マザボ

B760 GAMING PLUS WIFI

・OS

Windows 11 Home 日本語版

・PCケース

NZXT H5 Flow RGB CC-H51FB-R1 ブラック

・電源

TOUGHPOWER GT 0850W ATX3.1 PS-TPT-0850FNFAGJ-3

合計174532円

この価格帯が一番高すぎず、安すぎず、なおかつコスパがいい価格帯だと思います。予算に余裕があるならSSDを2TBにしたりPCケースを好きなものにすることをお勧めします。

〇予算25~30万円

・CPU

Ryzen 7 9700X

・CPUクーラー

虎徹 MARK3 SCKTT-3000

・GPU

GeFORCE RTX 4070Ti SUPER 16GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X RGB OC 3FAN

・メモリ

CFD W5U5600CS 16G DDR5 PC5 44800 16GB 2枚

・SSD

LEGEND 710 ALEG-710-1TCS

・マザボ

MAG B650 TOMAHAWK WIFI

・OS

Windows 11 Home 日本語版

・PCケース

COOLER MASTER MasterBox MB600L V2

・電源

TOUGHPOWER GT/0850W ATX3.1 PS-TPT-0850FNFAGJ-3

合計299800円

予算ギリギリですが、このくらいのスペックがあると、できないゲーム、3DCGなどはなくなります。もっと予算がある方はCPUをRyzen7 9800X3Dなどのゲームにめっぽう強いものに変えても良いと思います。

※例 筆者のPC構成

・CPU

Ryzen 7 9700X

・CPUクーラー

虎徹 MARK3 SCKTT-3000

・GPU

GeFORCE RTX 4070Ti SUPER 16GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X RGB OC 3FAN

・メモリ

CFD W5U5600CS 16G DDR5 PC5 44800 16GB 2枚

・SSD
HP FX700 2TB SSD NVMe2.0

・マザボ

MAG B650 TOMAHAWK WIFI

・OS

Windows 11 Home 日本語版

・PCケース

NZXT H5 Flow RGB CC-H51FB-R1 ブラック

・電源

TOUGHPOWER GT/0850W ATX3.1 PS-TPT-0850FNFAGJ-3

合計約30万円超

 筆者の実際に使っているPC構成です。先ほどのPCとCPU,GPU,メモリなどは同じですが、SSDをもっと高速なものに変えていたり、PCケースをNZXTのものに変えています。使用感としては性能が高すぎて激重ゲームで有名なタルコフのSOTでも100fpsを超えることがよくあります。GPUの使用率もVRAM数が追い付いてなく、40~50%を維持しています。

以上、「ゲーミングpcを買う・自作するときに気をつけること」でした!

長文にはなってしまいましたが、これを見れば予算にあったPCを難なく買う、または組めると思います!皆さんもゲーミングPCを買ってよきゲームライフを送ってみたらいかがでしょうか。

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