RODE NT1 Signature vs.上位モデル・定番マイク徹底比較!

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 レコーディングや配信、ポッドキャストなど、様々なシーンで活躍するマイク。中でもコンデンサーマイクは、その繊細な音の捉え方で多くのクリエイターに愛されています。今回は、RODEの定番コンデンサーマイク「NT1 Signature」を中心に、その上位モデルである「NT1 5th Generation」や「NT2-A」、そしてダイナミックマイクの定番「Shure SM7B」と比較しながら、それぞれの特徴やどんな人におすすめなのかを徹底解説します!

RODE NT1 Signature

RODE NT1 Signatureは、長年にわたり愛されてきたNT1シリーズの最新ベーシックエディションです。従来のNT1の暖かくシルキーな音質を継承しつつ、RODE独自の1インチコンデンサーカプセル「HF6」を採用することで、豊かな低音域、解像感の高い中音域、きらびやかな高音域を実現しています。

最大の魅力は、マイクの中でも極めて低い4dBAのセルフノイズ。これにより、ボーカルや楽器の収録において、非常にクリアでディテールに富んだ音を捉えることができます。また、高い入力音圧処理能力も備えているため、大音量の音源でも安心して使用できます。

そして、NT1 Signatureの大きな特徴の一つが豊富なカラーバリエーション。定番のブラックに加え、レッド、グリーン、ピンク、ブルーといった鮮やかなカラーがラインナップされており、見た目にもこだわりたいクリエイターに嬉しい選択肢が増えました。

RODE Microphones ロードマイクロフォンズ NT1 シグネチャー シリーズ ラージダイアフラムコンデンサーマイク ブラック NT1SIGNATUREBLACK

【内容物】

  NT1 Signatureには、購入後すぐに録音を始められる充実の付属品が同梱されています。

  • NT1 Signature マイク本体
  • SM6(ショックマウント + ポップフィルター):振動ノイズや破裂音を防ぎ、クリアな録音をサ補助できます。
  • XLRケーブル(6m):マイクとオーディオインターフェースなどを接続するためのケーブルです。
    ※ちなみにこのXLRケーブル、REANという超マニアックで超良質なケーブルが使われていました。神!!!

RODE NT1 5th Generation:USB接続と32bitフロート録音対応の次世代モデル

NT1 5th Generationは、NT1 Signatureと同様にHF6カプセルを搭載し、優れた音響性能を誇ります。しかし、5th Generationの最大の特徴は、XLRアナログ出力に加えて、USB-Cデジタル出力も搭載している点です。これにより、オーディオインターフェースなしで直接PCに接続して録音することが可能になります。

さらに、USB接続時には32bitフロート録音に対応。これは、録音レベルの調整を気にすることなく、音割れせずに録音できる画期的な機能です。録音時にゲイン設定を誤って音割れさせてしまう失敗を防げるため、初心者からプロまで、あらゆるユーザーにとって大きなメリットとなります。

実際、このNT1 5th Generationに関しては、自宅以外で録音する人や、ミキサーを持っていない人などにはうれしいですが、ミキサーを持っている人などに関しては恩恵を受けずらく、5thを買うよりかは、 Signatureを買った方がいいです。

RODE Microphones ロードマイクロフォンズ NT1(第5世代) コンデンサーマイク ブラック NT1GEN5B

【内容物】

NT1 5th Generationの付属品は、NT1 Signatureの付属品に加えて、USB接続に必要なケーブルが追加されています。

  • NT1 5th Generation マイク本体
  • SM6(ショックマウント + ポップフィルター)
  • XLRケーブル(6m)
  • SC29(3m USB-C):USB接続用の高品質ケーブルです。

RODE NT2-A:多彩な指向性を持つプロフェッショナル向けモデル

NT2-Aは、RODEのコンデンサーマイクの中でも、よりプロフェッショナルな用途に対応するモデルです。NT1シリーズがカーディオイド(単一指向性)のみであるのに対し、NT2-Aはカーディオイド、無指向性、双指向性の3つの指向性を切り替えられるのが最大の特徴です。

これにより、ボーカルや楽器のソロ録音はもちろん、会議の議事録作成、アンビエンス(空間の響き)の収録、複数人での対談など、様々な録音シーンに柔軟に対応できます。音質面でも、暖かくシルキーな特性はそのままに、幅広い音源に対応できる汎用性の高さが魅力です。

RODE Microphones ロードマイクロフォンズ NT2-A コンデンサーマイク NT2A

【内容物】

NT2-Aには、マイク本体に加えて以下の付属品が同梱されています。

  • NT2-A マイク本体
  • SM6(取り外し可能なポップシールド付きショックマウント)
  • XLRケーブル(6m)

Shure SM7B:ボーカル・スピーチに圧倒的な存在感を放つダイナミックマイクの定番

Shure SM7Bは、コンデンサーマイクとは異なるダイナミックマイクに分類され、実際、前者のRODEのコンデンサーマイクとは録音の仕方が違うのですがこのマイクもおすすめなので紹介します。ライブやスタジオ、放送局などで絶大な信頼を得ているモデルで、特にボーカルやスピーチの録音においてその真価を発揮します。

その特徴は、なんといっても中域の密度感と存在感。声に深みを与え、聴き取りやすいサウンドを実現します。また、周囲のノイズを拾いにくい設計も大きな利点であり、自宅での録音環境が完璧でなくても、クリアなボーカルを録音しやすいというメリットがあります。ただし、コンデンサーマイクに比べて感度が低いため、十分なゲイン(入力音量)を確保するための高性能なマイクプリアンプが必須となる点には注意が必要です。

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【内容物】

SM7Bの付属品はシンプルです。

  • SM7B マイク本体
  • スイッチカバープレート:マイク本体のスイッチ部分を保護します。
  • 近接用ウィンドスクリーン(丸形):マイク本体に装着されているウインドスクリーンとは別に、より近接した録音時に効果を発揮するものが付属します。

まとめ:あなたのニーズに合ったマイクを選ぼう

マイク名タイプ主な特徴付属品の充実度こんな人におすすめ
RODE NT1 Signature
〇おすすめ
コンデンサー低ノイズ、暖かくクリアな音質、豊富なカラーバリエーション高い(ショックマウント、ポップフィルター、XLRケーブル)初めてのコンデンサーマイク、見た目にもこだわりたい、手軽に高音質録音を始めたい
RODE NT1 5th Gen.コンデンサー低ノイズ、暖かくクリアな音質、USB-C接続、32bitフロート録音対応非常に高い(上記に加えUSBケーブル、収納ポーチ)PCに直接接続したい、録音レベルの調整に不安がある、手軽さと高音質を両立したい
RODE NT2-Aコンデンサー3つの指向性切り替え(カーディオイド、無指向性、双指向性)、プロフェッショナルな用途に対応、高い汎用性高い(ショックマウント、ポップフィルター、XLRケーブル、ダストカバー)多様な録音シーンに対応したい、サウンドメイキングの幅を広げたい
Shure SM7B
〇おすすめ
ダイナミック中域の存在感が強い、周囲のノイズを拾いにくい、頑丈シンプル(スイッチカバー、近接用ウインドスクリーン)ボーカル・スピーチをメインに録音したい、環境ノイズが気になる、パワフルな声質に合うマイクが欲しい

RODE NT1 Signatureは、その手頃な価格と充実した内容物、そして優れた音質で、コンデンサーマイクのエントリーモデルとして非常に魅力的な選択肢です。NT1 5th Generationは、そこにUSB接続と32bitフロート録音という便利な機能が加わり、さらに使い勝手が向上しています。

一方、NT2-Aは、その多彩な指向性により、より高度なレコーディングニーズに応えます。そして、Shure SM7Bは、コンデンサーマイクとは異なるキャラクターで、特にボーカルやスピーチにおいて唯一無二の存在感を発揮します。

最終的にどのマイクを選ぶかは、あなたの用途、予算、そして求める音質によって異なります。この記事が、あなたのマイク選びの一助となれば幸いです!

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